寝ても覚めても、ミニチュアクルーズの事ばかり考えています(笑)
このブログを読んでくださっている方の中には、キャンピングカーに憧れている方がたくさんいらっしゃると思いますが、家族でキャンピングカーに乗って車中泊の旅に出たり、キャンプ場へ行ってキャンプを楽しんだりと、憧れのキャンピングカー生活ってどんなんだろう?と気になっちゃいますよねー。
その時に、色々なキャンピングカーのブログを読んだりしてキャンピングカー生活を調べたり、参考にされているのではないでしょうか?
しかし、いつも参考にしているキャンピングカーブログが突然閉鎖されていたり、ブログのオーナーがキャンピングカーを売却したり、キャンピングカーを手放す話が書かれていたらビックリしますよね?
そこで、キャンピングカーを所有して夢の様な暮らしをしていたのに、突然キャンピングカーを手放したとある家族(←ウチです)のお話をさせて頂きます。
子供はいつまでも子供じゃないってこと

2012年12月、この日の興奮は忘れられませんねー。
人生で初めてキャンピングカーを手に入れた日でもあるし、2人の子供達もまだ小さくてキャンピングカーを見て目もキラキラ輝かせていた日でした。
この画像のキャンピングカーは「キャブコン」というタイプのキャンピングカーです。
キャブコンとは?
キャブコンとはキャブコンバージョンの略で、トラックの荷台に住居を乗せたものといえます。キャンピングカーといえばこの形を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。トラックベース以外にもハイエースベースのキャンピングカーもあります。レイアウトを自由にカスタムでき、住みやすい空間に仕上げることができるのがキャブコンタイプの特徴です。
引用:キャンピングカーの基本

二段ベッドのタイプだったので、子供達の間でどっちが上で寝るかっていうケンカをしたのも、今思い出せば懐かしい思い出です(笑)
この「キャブコンタイプのキャンピングカー」に乗って、いろんな場所へ旅行に行きましたよ。
しかし子供が大きくなるにつれて、様々な問題が出てくるようになったんです・・・

その問題とはクラブ活動のことで、クラブで行う試合などが休日に開催される場合が多くなってきたんです。
実はこの日も、試合が終わるまで待ってから旅に行くというスケジュールになってしまいました。
ではキャンピングカーで遊びに行くとなると、週末の土日の休みしかない私たち家族の場合、金曜日の夕方から出発したいところにクラブの試合が土曜日に入るとなると、試合が終わった夕方からの出発となりますので、長距離での移動は難しくなり、近場しか行かれないという残念な旅になってしまうんです。
ついに子供は行かなくなってしまった

中学生にもなると子供達が行かなくなってしまうケースが多々発生してしまうんです。
そうなると、こんな大きなキャンピングカーを夫婦だけで乗るのも勿体無いなという気持ちになってくるんです。
今までは家族4人で移動できたし、なおかつ宿泊もできたからコストパフォーマンス的に良かったのですが、夫婦2名だけとなると、高速料金と宿泊代金も2名分で済んでしまうし、わざわざ大きなキャンピングカーで旅をするよりかは、普通の車で普通に旅を楽しんでも悪く無いのではないかと考える様になりました。
乗る回数が少なくなったので劣化の恐怖と戦う事に

キャンピングカーは車高が高いため通常のカーポートには入らず、最低でも3m以上のカーポートが必要になります。
したがって、野ざらし状態のまま放っておくことになり、劣化が急激に進みやすくなります。
洗車をすれば綺麗なボディーを保てますが、乗る回数が少なくなり愛着を持てなくなった為なのか、キャンピングカーが汚れているのを見て見ぬフリをする様になり、いつもバーコード状態になってしまいました。
それと、車を動かさないのでタイヤにも影響を及ぼすのです!
タイヤは常に同じ場所に荷重が掛かってしまうと、バーストの原因になり易いと言われており、無理に外出はしなくても良いが、少しだけでも動かしてタイヤを回しておくというメンテナンスが必要となります。
乗っても乗らなくても2年に1回はタイヤ交換が必要

キャンピングカーの後ろ、いわゆる部屋にあたる部分の重量が重たいので、通常のタイヤではその重さに耐えられないのです。
そこで、キャンピングカー専用のタイヤに交換する必要があるのですが、キャンピングカー専用のタイヤにしたとしても、急なバーストを防ぐためには、2年毎に新品タイヤに交換する必要があるのです。
これはノーマルタイヤだけでなく、スタッドレスタイヤにも当てはまる事なので、2年毎に8本のタイヤを購入しなければならないというプレッシャーも、私たちがキャブコンタイプのキャンピングカーを手放すこととなってしまった原因の一つです。
とうとう手放してしまいました

2012年12月に購入し、2013年06月に売却。
たった6ヶ月の間でしたが、沢山の思い出を作ってくれたキャンピングカーでした。
この記事を読まれている方からしたら、なぜ買う時にこうなる事が予測できなかったのか?と思われるのでしょうが、キャンピングカーが欲しいと思っている時に想像することは、家族4人で楽しく旅行をしている姿しか想像出来なかったんです。
この先、子供が大きくなるとか、夫婦2人でしか旅行に行かなくなるとか、そんなマイナー思考な考えは、微塵たりとも生まれてきませんでした。
最後に

今思い返せば、キャンピングカーを所有した事を損した事だとは思いませんし、反対に、キャンピングカーに出会えて良かったと心の底から思えています。
もしキャンピングカーを買っていなければ、新穂高へも行く事がなかったんじゃないかと思います。
↓新穂高へ行った時の記事はこちら

私たち夫婦にも、子供達にも良い思い出となったキャンピングカー。
キャンピングカーは決して悪い乗り物ではありません。
今回、私たちがキャンピングカーを手放した理由をお伝えしたのは、今からキャンピングカーを買おうかどうしようか迷われてるあなたへ、大きなキャブコンタイプを買うのか、小さな軽キャンピングカーを買うのかを決める際に見た目や格好良さだけで判断せずに、自分たちの目的に合わせてじっくりと考えた上で、最終的に判断して頂きたいなと考えたからでした。
私からのお願いですが、あなたがキャンピングカーを買う時には、焦らずにゆっくりと考えて、目的に合うキャンピングカーを購入して頂きますようにお願い致します♪